



近畿経済産業局が、(1)デザイン経営の普及・啓発、(2)デザイン経営の導入支援、(3)デザイン経営による地域中小企業の共創を通じて、モデル事例の形成と地域の活性化を促進する事業です。過去14社の関西地域の中小事業者が本事業の伴走支援に参加しています。
今年度も本事業の伴走支援に参加頂ける中小事業者を募集します。
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デザイン経営とは?
「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。その本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すことです。
「デザイン経営」を実践するためには、企業において複数の取組を一体的に実践することが望ましいとされています。例えばデザイン手法による顧客の潜在ニーズの発見やアジャイル型開発プロセスにより企業のイノベーション力を向上させることができます。

アイデンティティ型デザイン経営とは?
アイデンティティ型デザイン経営とは、デザイン経営に取り組むための9つの入り口の一つであるアイデンティティ(企業の歴史・カルチャーや事業者の思い)に主眼を置いています。会社を経営をする中、芯をブラさずにビジョンに向かうために、自身や企業の変わらない価値観のモノサシを探しだすことを、このデザイン経営手法では何より大切にしています。アイデンティティは急に現れるわけではなく、事業者がこれまで触れてきたさまざまな出来事や人々の影響などから養ってきた自分自身の価値観です。だからこそ事業がうまく進まない時にでも立ち戻り「何のために事業を行うのか?」「向かう先はどこなのか?」と自問自答しながら前に進むことが出来ます。
過去の伴走支援例

株式会社水田製作所
既存技術の強みを活かした新規事業の販路開拓支援

生野金属株式会社
缶容器の価値をさらに広げ、発信するためのチーム作り

豊開発株式会社
建設業界のイメージを変える新規事業構想

常磐精工株式会社
ものづくりを通じて社内外をつなぐブランディングと新商品開発

伴走支援プログラム全体の流れ

